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上司にするならどっちがいい? よく怒るけど実は甘い人VS優しいけど一言がキツい人

働くうえで、良くも悪くも大きな存在となる上司。

もしも“よく怒るけど実は甘い人”と“優しいけど一言がキツい人”のどちらかを上司にするとしたら、あなたはどっちを選びますか?

両者の上司像を具体的に示すために、今回注目したのは小説『図書館戦争』(KADOKAWA)の“あの2人”。

図書特殊部隊堂上班班長・堂上篤(どうじょう あつし)と、堂上班副班長・小牧幹久(こまき みきひさ)です。

ちなみに実写映画では、堂上役を岡田准一。小牧役を田中圭が演じています。

鬼の如く怒る上司or冷静に対処する上司?

さて、まず着目したいのがそれぞれの“怒り方”。

私が思うに部下を生かすも潰すも上司の叱り方次第であり、部下の上司に対する評価もここで大きく左右されると思っています。

たとえば堂上の怒り方は、生粋の鬼教官型。

軍事訓練の際には

「誰が倒れていいっつった、腕立て!」

と容赦なく罰則を与え、

時に部下が致命的なミスを犯した際には

「いつまで経ってもスポーツ気分なら辞めちまえ」

と冷たく吐き捨てます。

いっぽう小牧の場合、堂上のような叱り方はしません。

堂上が

「訓練後に休日二日挟んであったよな、その間に分類の復習くらいできなかったのか!?」

と怒る事柄に対しても、小牧は

「カウンターから苦情が来てる、ちょっと考えよう」

と冷静に対処していました。

ここまで聞くと小牧の上司像に軍配が上がりそうですが、忘れてならないのが彼は“一言がキツい上司”であること。

そう… 小牧の怖さはここにあるのです。

優しいけど、時にチクリ…?

続いて注目したいのが“親しみやすさ”。

上司といえど“仕事”という皮を剥げば、自分たちと同じ1人の人間。

その1人の人間として接した際に、親しみを感じられるか否かは大きなポイントですよね。

では小牧はというと、仕事もプライベートもいつだって同じ顔。

相手に弱みを全く見せず、隙がありません。

しかも普段怒らないせいか、彼が発する一言の重さときたら…。

部下の手塚光(てづか ひかる)と酒を酌み交わした際も、「笠原一士を受け入れるべきですか?」という質問を次のように返していました。

「例えば俺なり堂上なりが『受け入れろ』って命令したら、手塚は受け入れるわけ?」
「そういうところの判断をこっちに振られても困るよ」

あのー… 一応ここ酒の席ですよ?

言ってることは極めて正論ですが、今後気軽に相談できなくなりそう。

怖いけれど、意外と甘い…?

いっぽう怒る時は怖いけれど、意外と甘い部分が多いのが堂上。

部下が落ち込んでいると思ったらその友人に“昼飯に連れ出すよう”わざわざ電話をかけたり、部下が犯したミスに対してもまるで自分のことのようにヘコんだり…。

言わば小牧よりも人情味が強いのです。

ゆえにとっつきやすいのか、主人公・笠原郁(かさはら いく)が憎まれ口を叩くこともしばしば。

優しさをとるか、それとも親しみやすさをとるか。上司を選ぶポイントは、この2点に委ねられそうですね。

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