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枯れ専悶絶!皺の数だけ胸キュンが募る、爺萌えの魅力とは?

『爺さんと僕の事件帖』書影画像

世の中には枯れ専と呼ばれるマニアがいる。

彼女たちの萌えの対象は俗に70代以上と言われるが、白髪の老紳士に惹かれる気持ちはぶっちゃけよくわかる。

今回はしかくののミステリー漫画、『爺さんと僕の事件帖』から、枯れ専を悶絶させる爺萌えの魅力を探っていきたい。

爺萌えの極意その1:知的さに痺れる

本作の主人公は小学生の逸実。

彼は施設育ちで天涯孤独だと思っていたが、資産家の養子になるのが決まった矢先に、実の祖父・逸樹が名乗り出て引き取られる。

この逸樹、常に着流しで老眼鏡だ。

見た目も知的だがその教養たるや圧倒的で、生き字引とは彼の為にある言葉かと思うほど。

知は力なり、経験もまたしかり。

長く生きているからこそ世間をよく知り抜いて賢明な助言ができる、これぞ爺萌えの極意である。

爺萌えの極意その2:寡黙さが渋い

逸樹はとても博識だが、けっしてでしゃばりはしない。むしろ謙虚だ。

逸実たちが探偵団のまねごとをしていても進んで首を突っ込むことはめったになく、基本放任スタイルである。

しかも平素から言葉数が少ないときて、口を開くのは本当に大事な時だけだ。

だからこそ、一言一言が重い。

自分の領分をわきまえているからこそ、非常な説得力が発言に伴うのである。

枯れ専の萌えポイントは枯れた雰囲気だ

黙っているだけで絵になる、これが大事。

もし彼らが縁側で将棋などさしていれば、額に入れて飾りたくなってしまうのではないか。

それでいてたまに口を開けば為になる事が聞けるのだから、わびさびを感じる奥深さだ。

爺萌えの極意その3:不器用さが愛おしい

逸樹はとても不器用だ。

孫や飼い猫への接し方からそれがわかる。

なにせ逸実が拾ってきた、やがてもらわれていく子猫に情を移すのが嫌で、家で飼うと決めている一匹しか可愛がらない徹底ぶりだ。

逸実がいた施設の職員が訪ねてきた時は、珍しく(それも非常にわかりにくい形で)やきもちを焼いてもいる。

枯れ専は枯れた風情に萌えるが、枯れきってない愛情や嫉妬心にもまた萌える。

ふとした時に彼らが見せる可愛げや優しさの裏返しの不器用さは、枯れ専を悶絶させる最終兵器だ。

長く生きたからといって素直になれるわけでもない彼らがたまに見せるデレとツンの破壊力たるや。

「これぞ爺萌えの真髄……!」と開眼すること必至。

盆栽と同じで、枯れたからこそ感じる気韻がある。

お肌ピチピチのイケメンパラダイスに飽きたら、皺の数だけ胸キュンが募る爺萌えにはまってみてはいかがだろうか。

新しい世界が開けるはずだ。

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