自宅にいる機会が増えた今、我々を悩ますものといえば“圧倒的な運動不足”。
筋トレを始めようにも、いまいちモチベーションが上がらない…。
そこでまずは筋トレの心得を学ぶべく、謎の筋トレ伝道師による指南書『フィッシャーマン式 筋トレ以前の筋肉の常識』(朝日新聞出版)に注目してみました。
フィッシャーマンが掲げる筋トレの常識
本書の著者・フィッシャーマンとは、Twitterフォロワー13万人以上を誇る筋トレ・ダイエットコーチ。
彼が掲げる筋トレの常識は全部で13個あり、その一例を挙げると
1.初心者の筋トレは簡単で圧倒的に有利である
2.筋トレに年齢は関係ない。何歳から始めても遅くない
3.筋トレこそが最強のアンチエイジングである
4.貯金よりも「貯筋」。一度付けた筋肉は一生もの etc…。
中でも個人的に気になったのが
・初心者の筋トレは簡単で圧倒的に有利である
・「型」を守ることが最短ルートである
・成果に直結する「トレーニング、食事、睡眠、ストレス」
の3つです。まずは1から順番に見ていきましょう。
筋トレには「初心者ボーナス」が存在する!?
筋トレというとハードでキツいというイメージがありますが、フィッシャーマン曰く
一般的にイメージされる約50%の努力の筋トレが初心者にとって最も効果の高い方法となる
とのこと。
いいですか? 50%の努力で十分と言っているのではなく、その方が効果的だとフィッシャーマンは言うわけです。
しかも筋トレには「初心者ボーナス」なるものが存在し、要点さえ押さえればまるで成長期の子どものような速さで筋肉が増えていくという…。
なんだか俄然やる気が出てきました(単純)。
メソッドの甘い言葉に惑わされるな!
では筋トレをおこなううえで、大事な要点とはいったい何だろうか。
まず大切なのは、「型」を守ること。
昨今の筋トレブームで様々なメソッドが登場していますが、フィッシャーマンから言わせると基本的に「簡単・手軽・ラク」が揃った方法は“嘘”と思っても差し支えないそうです。
「型」とは、言わば先人たちが過去の経験から作り上げた“成功のレシピ”。
それにも関わらず私たち初心者が型を学ばずに筋トレを始めるのは、確かにおかしな話ですよね。
ひたすら筋トレに励むだけではダメ!?
では筋トレの成果に最も影響するものは何だと思いますか?
正解は遺伝子。その次に影響度が高いのは、トレーニング・食事・睡眠・ストレスの4要素です。
一見筋トレをすればするほど成果も比例していきそうな気がしますが、実際はひたすらトレーニングするだけではダメ。
トレーニングを一生懸命やっているのに筋肉が全然増えないという人の大半は、栄養摂取に問題がある場合が多いといいます。
そして睡眠やストレスに関しても同じ。筋肉を増やすホルモンなどの分泌には、睡眠とストレスが大きく関係しているのです。
筋トレの心得を理解したら、あとはトレーニングを重ねていくだけ。
さっそく今日から筋トレを始めて、わがままボディから脱却しましょう!
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