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もうすぐアラサー! 小説『レインレイン・ボウ』で描かれる女性の悩みに共感MAX!?

いろいろなものが現実として押し寄せるアラサー。その入口である25歳は、ある意味特別な年齢です。今回はそんな25歳の女性たちにスポットをあてた小説『レインレイン・ボウ』(集英社)に注目しました。

同作は、ドラマ化も果たしたミステリーファンタジー小説『てるてるあした』(幻冬舎)などで知られる加納朋子の作品です。

主な主要人物は、高校ソフトボール部の先輩・後輩である7人の女性たち。

物語は、友人の1人が死んでしまったという悲しい知らせから始まります。

死んでしまったのは、“チーズ”こと知寿子(ちずこ)。病弱ではありましたが、学生時代から愛されるキャラクターの持ち主でした。

なんていったって当時は、

「私ってどうしてこんなに美人なのかしら」
「私ってどうしてこんなに頭がいいのかしら」
「私ってどうしてこんなに器用なのかしら」

という人を喰ったようなセリフを連発。

実際に器量も頭も良く、何でもこなせる人物として描かれています。このあたりがちょっとリアリティありますよね。

現実でも見た目が良くて出来る子ほど、ちょっとおちゃらけてうまくバランスをとっているもの。

しかし大人になった彼女は、心不全で死亡してしまうのです。

もともと身体は弱かったものの命に関わるほどではなかった知寿子が、なぜ死んでしまったのか。

この謎には知寿子と一番仲の良かった長瀬里穂(ながせ りほ)が大きく関わっています。

この謎に迫るのももちろん面白いのですが、今回は同作の異なる部分に注目。

その部分とはアラサーの入り口に立った、女性たちの姿です。

専業主婦の美久(みく)、出版社で働く“キツイ女”陽子(ようこ)、姉が結婚した無職の遊び人・りえ…。バラエティはだいぶ豊かです。

中でも私のお気に入りは、重症患者も入院する病院で働く看護婦・緑(みどり)のエピソード。

結婚してやめていく同期に手のかかる患者と、緑の毎日はてんてこまい。しかし“手のかかる患者”は、実は血を吐いてしまうほどの悩みを抱えており…。

なんて説明しましたが、簡単に言うとこのエピソードは“手のかかる患者”こと医者志望のイケメン大学生・美沢(みさわ)くんと緑の出会いの物語。

最終的にお互いの弱みを見せ合った2人は、いつか緑の務める病院で再会を誓います。

あーーー、私も年下イケメン医大生を捕まえて玉の輿に乗りたい!!!!

ちなみに専業主婦の美久は25歳でマイホーム持ち、何を考えているかわからないと言われていた由美子(ゆみこ)は社長の孫と結婚しています。

玉の輿だらけかいッ! …まぁ、結局夢ですよね、玉の輿。

正直アラサーの女性に結構なプレッシャーで迫ってくる事案こそ“結婚”。

同作で結婚や恋愛について多く触れられるのは必然なのでしょう…。

他のエピソードも、アラサー女性的に刺さる話や感情ばかりです。

しかし1点だけ。

現実ではそんな玉の輿のきっかけ、なかなか転がってないぞ、コノヤロー。

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