【2021年版】ホラー漫画おすすめ厳選30作品【あなたの後ろに誰かいる】

ホラー漫画おすすめ30サムネイル

ミステリー系ホラー漫画3選

謎が多すぎて逆に怖いミステリー系ホラー漫画を3作紹介していく。人間は未知なものであればあるほど恐怖の感情を抱いてしまう生き物だ。人間の本能から演出される恐怖を楽しむといいだろう。

『眠れる森のカロン』

この館に入る時は一切の希望を捨てよ

あらすじ

茂木清香のホラー漫画。

頭身の低いメルヘンチックな絵柄に反し、内容はダークファンタジー寄りのホラー。

どこにあるとも知れない不思議な洋館に迷い込んだ少年は、そこで自分を「王子様」と呼ぶ謎の少女・カロンと出会い一緒に時を過ごすのだが、地下室には恐ろしい怪物が飼われており……。

読みどころポイント

本作の見所はシリアルキラーの内面とリンクし、有機的な変容を遂げていく館の構造。

登場人物ほぼ全員道徳や倫理観の欠落した狂人であり、可愛い絵柄に騙されて読むと痛い目を見る。

個人的にはフリーホラーゲーム『魔女の家』など、少年少女が洋館に迷い込む系の話が好きな人にすすめたい。

『闇は集う』

死者が迷い込む境界の部屋

あらすじ

松本洋子によるホラー漫画。

さまよえる魂が訪れる闇の中の部屋。そこには彼らの懺悔、あるいは恨み言の聞き手となる番人がおり、死者たちはそれぞれの思いを告白していく。

読みどころポイント

『スカイハイ』と同じく死者との対話と回想、そこから導き出される衝撃の真実に焦点をあてた話。

ホラー色が強い一方で、ミステリーとして巧みな伏線が張られており、一話一話の完成度がとても高い。

特に印象的なのは父母の不倫に心を痛めていた幼稚園児の話で、ラストのどんでん返しが鮮やかだった。

『死人の声をきくがよい』

奇怪事件に巻き込まれていく少年の物語

あらすじ

ひよどり祥子先生による漫画。死んだ人間の姿を見ることが出来る少年・岸田純が主人公。

ある日、岸田は行方不明になっていた幼馴染の早川の幽霊を確認する。そのまま幽霊に導かれて早川の死体を発見するところから物語が始まる。

幼馴染の幽霊少女・早川と一緒に様々な事件を解決していくようになり…。

読みどころポイント

メンヘラ成分を多く含んだ作画による奇妙な事件が本作の最大の魅力となっている。

主人公は岸田純となっているが、様々な事件の中核にいるのは全く異なる人物たちだ。

これらの人物にエグい演出がされていくのだが、それに岸田純が巻き込まれていくといった感じ。

また、登場するヒロインたちは非常に可愛らしく、癖になってしまう読者も多い。

話のテンポもとても良いので、比較的ラクに読み進めることが出来るだろう。

サイコパス系ホラー漫画2選

圧倒的サイコパスによるサイコパス系ホラー漫画を2作紹介していく。ニュースやネット、TVなどでサイコパスが取り上げられることが多いが、実際に彼らがどのような事件を起こしていくのか、物語にしてみると、とんでもなく恐ろしいことが発覚したのだ。

『ガンニバル』

人喰い村で起こる惨劇

あらすじ

二宮正明によるホラー漫画。

最愛の妻子とともに山間の供花村に赴任してきた駐在・阿川大悟が、村の重鎮・後藤家が仕切る、人肉食の因習に気付いてしまった事から起きる惨劇を描く。

読みどころポイント

村の暗部に関わる人肉食の習慣や、惨たらしく食い散らかされた死体の描写が怖いのはもちろんだが、一番ぎょっとするのは当初友好的だった村人たちの豹変ぶり。

誰が敵か味方かわからず疑心暗鬼が渦巻く。

村八分にされていた前任の駐在の存在もいい感じにサスペンスを盛り上げてくれ、孤立無援の状況下で阿川はどうなってしまうのか、四面楚歌の村で妻子を守りきれるのか、手に汗握って続きを読んでしまった。

『ガンニバル』書影画像こんな村いやだ!絶対住みたくない集落の条件

『悪の教典』

本物のサイコパスによる殺人劇

あらすじ

貴志祐介先生によるベストセラー小説。それを鳥山英司先生が作画を手掛け漫画にした。

他にも実写映画など、様々なメディアミックスが行われている人気作だ。

不良生徒やモンスターペアレントなど、様々な問題を抱える学校の担任を務める蓮実聖司が主人公。

ハンサムな容姿もあって女子生徒から絶大な人気があり、人当たりの良さから他の職員やPTAからの印象もいいのだが…。

読みどころポイント

本作は数ある漫画の中でも最もヤバいサイコパス漫画となっている。

これぞ「サイコパス」といった完璧過ぎる主人公が本作の最大の魅力だ。

特に終盤以降の殺人劇は恐ろしいものがあり、容赦のない一撃、圧倒的経験値による殺人技術は読んでいて鳥肌が立つ。

ゾンビ系ホラー漫画2選

ゾンビや奇妙な生命体が人間を襲うゾンビ系ホラー漫画を2作紹介していく。ゾンビ系ホラー漫画は理不尽なシチュエーションであることがほとんど。それでいて人間の極限状態における本性を垣間見ることが出来る作品だ。

『モンキーピーク』

巨大猿によるパニックホラー

あらすじ

原作:志名坂高次、作画:粂田晃宏による漫画。続編として『モンキーピーク the Rock』も連載中で、累計発行部数は165万部を突破している。

山中で起きる惨劇を描いたパニックホラー作品。

薬害問題によって社会的に苦しい局面となった藤谷製薬の社員たちはレクリエーションとして、岩砕山でキャンプをすることに。しかし、初日に武器を持った巨大な猿が出現し…。

読みどころポイント

本作の最大の読みどころは極限状態に陥ってしまったときの人間の行動にあるだろう。

物語序盤から薬害問題によって心身ともに疲れ果てている主要キャラたち。

そんな彼らのリフレッシュのために開催されたレクリエーションが、命がけのイベントに早変わりしてしまったところで正常な判断ができなくなり壊れてしまうのだった。

「登場人物が社会人」というのも良い設定で、汚い大人の自己中な行動には考えさせられるものがある。

『アイアムアヒーロー』

ダメダメ漫画家が奮闘

あらすじ

花沢健吾先生による漫画。2016年には大泉洋主演で映画化もされている。

主人公の鈴木英雄は冴えない漫画家の35歳。デビュー作は早々に打ち切られ、アシスタントを重ねながらデビューを狙い続けるが思い通りにならない生活を送っている。

そんな中、謎の「噛みつき事件」が発生。その後も不可解な事件が立て続きに発生し…。

読みどころポイント

本作の最大の読みどころはホラーシーンの演出にあるだろう。

セリフの文字を歪ませることで、日常に潜むクレイジーな描写が際立つ。

登場人物の作画もリアルに近い造形になっている分、グロテスクなシーンも臨場感たっぷりに味わうことができる。

ダメダメ漫画家がゾンビたちに立ち向かっていくのは読んでいて新鮮な気持ちにさせられるに違いない。

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