【読書好き67人に聞いた!】伊坂幸太郎おすすめ小説ランキング!!

 

こんにちは、ReaJoy運営のゆうやです!

ReaJoyの【読書好き〜人に聞いた!】企画第4弾は、僕の大好きな伊坂幸太郎さんの人気作品ランキングです。

前回までの記事はこちら↓↓↓

【読書好き26人に聞いた!】バレンタインの季節に読みたいおすすめの小説 【読書好き25人に聞いた!】心がぼろぼろだった時に支えてくれた1曲 【読書好き48人に聞いた!!】2018今年読んだこの本がすごい

インスタグラムやTwitterを中心に67人の読書好きの方に最大7つまでおすすめ作品を投票してもらった結果をランキング形式で紹介していきます!

ちなみに僕は、アイネクライネナハトムジーク、砂漠、チルドレン、AX、アヒルと鴨のコインロッカー、陽気なギャングシリーズに票を入れました!

ゆうや

デビュー作や、最新作まで、多種多様な作品が集まりましたのでどうぞごゆっくりお楽しみください。

MEMO
◯青い枠内のあらすじはAmazonなどからの引用です。◯陽気なギャングシリーズは3作品をまとめて『陽気なギャングシリーズ』として集計しました。

今回の企画で投票された作品を出版年順に並べました。

  • 2000年12月
    オーデュボンの祈り 
  • 2002年7月
    ラッシュライフ 
  • 2003年1月
    陽気なギャングが地球を回す 
  • 2003年4月
    重力ピエロ 
  • 2003年11月
    アヒルと鴨のコインロッカー 
  • 2004年5月
    チルドレン 
  • 2004年7月
    グラスホッパー
  • 2005年6月
    死神の精度 
  • 2005年10月
    魔王
  • 2005年12月
    砂漠
  • 2006年3月
    終末のフール
  • 2007年1月
    フィッシュストーリー
  • 2007年11月
    ゴールデンスランバー
  • 2008年10月
    モダンタイムス 
  • 2010年3月
    オー!ファザー 
  • 2010年6月
    バイバイ・ブラックバード
  • 2010年19月
    マリアビートル
  • 2012年12月
    残り全部バケーション 
  • 2013年3月
    ガソリン生活 
  • 2014年9月
    アイネクライネナハムトジーク 
  • 2015年2月
     火星に住むつもりかい? 
  • 2015年6月
    ジャイロスコープ 
  • 2016年3月
    サブマリン 
  • 2017年7月
    AX 
  • 2017年9月
    ホワイトラビット
  • 2018年11月
    フーガはユーガ 

読書LIFE〜毎日が読書日和〜様の記事を参考にさせていただきました。ありがとうございました。

1位:『死神の精度』 18票

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしないーそんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

ねねこ

「死神」だけど死神らしくない死神のお話。テンポのいい連作ストーリーでとても読みやすいです。これを読めば死神のイメージが覆されるはず!

Megumi

人におすすめしやすいのが死神の精度です。死神の、死神だからこそのちょっとしたずれたとこやシンプルな所の、可愛さが魅力。関わる人達の優しさもいい。映画のイメージもぴったりで好きです🎵

20代男性

人が死ぬお話ってとても悲しい気持ちになったりすると思うんですが、このお話は人がたくさん死ぬのに何が穏やかな気持ちで見られるんですよね。なんだが読んでるだけで不思議な体験をしてるような気持ちになれる。そんな作品です。

2位:『砂漠』 16票

仙台市の大学に進学した春、なにごとにもさめた青年の北村は四人の学生と知り合った。少し軽薄な鳥井、不思議な力が使える南、とびきり美人の東堂、極端に熱くまっすぐな西嶋。麻雀に勤しみ合コンに励み、犯罪者だって追いかける。一瞬で過ぎる日常は、光と痛みと、小さな奇跡でできていたー。実業之日本社文庫限定の書き下ろしあとがき収録!明日の自分が愛おしくなる、一生モノの物語。

ahiru

砂漠に転げ落ちた大人として、忘れかけた大切なことを沢山思い出させてくれる作品でした。だから若い人にはぜひ読んでほしい…砂漠に押し出される前に。

人を諦めないだとか、信じるだとか…大げさなことじゃなく小さな力の関わり合いこそが生きる大きな力になる。そんなことを感じてほしいと思います。

うぐはら

東西南北+アルファの中で一番「砂漠に雪を降らせる」ことを目的とし、無鉄砲で負けず嫌いな西嶋が大好きです。

ゲームをしながら、大量に本を借りて、西嶋なりに鳥井のことを心配していたシーンにはほろりとしました。

「人間にとっての最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである。」

学長の言葉を胸に刻んで、最高の仲間たちを築き上げていけたら良いですね。

こんな青春を過ごしてみたかったなあ。

yuka

仲間たちの距離感とバランスが絶妙で会話のテンポがわたしは好きでした。学生生活が懐かしくなる作品です。

@読書記録

多分こんな作品伊坂幸太郎にしか書けないかもしれない。読み始めはただただ西嶋に違和感を覚えたり、麻雀なんてイキッてるって感じるけど読み終えた時にはいつのまにか西嶋を好きになってるし、5人の大学生活が羨ましくてたまらなくなる作品。西嶋の格言は要メモすべし!何かの役にたつかもしれません。
『砂漠』 伊坂幸太郎【僕らの青春は終わらない】

3位:『重力ピエロ』 14票

兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とはー。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。

うぐはら

「春が二階から落ちてきた」という一行が今も忘れられません。

春は、女子高生を守るためにわざわざ悪人役になって、釘バッドを振り回しているんですよね。

重い内容を取り扱っているだけに、涙なしでは読むことは不可能なのですが、ピエロ(道化)になれば、重力さえも自由に操ることができるというセリフに、「不幸な人生も、自らの意思で操っていけ」という、伊坂さんらしい励ましを貰ったような気がしています。

よち

ある出来事を『重力』と捉えるならば、血の繋がりや遺伝子の枠を越え辛い現実から目を背けず、

深い魂の絆で繋がった家族は、強く前向きに日々を生き、父の無償の愛と兄の想いに救われ軽やかに春が舞う。人が天秤に乗った時、こんな結末も存在すると思うのです。

あいか

「春が二階から落ちてきた」

という出だしが印象的です。春の明るい性格とは真反対のあまりに悲しく切ないストーリーです。

4位:『チルドレン』 13票

「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々-。何気ない日常に起こった五つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。

20代男性

なによりも陣内の魅力がこの作品の全てだと思っています笑 おすすめポイントは陣内です!

うぐはら

陣内の暴走気味でムチャぶりなキャラがいいですね。あんなにやりたい放題、自分の言いたいことを言っているのに、嫌味が一つもない。大切なことをズバッと言う。彼がいるだけで犯罪が減りそうですね。それはきっと伊坂さんが正直だからだと思います。

「そもそも大人が格好良ければ、子供はブレねえんだよ」。この言葉にしびれます。

5位:『アヒルと鴨のコインロッカー』12票

引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的はーたった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!注目の気鋭が放つ清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。

okamiki

節々に何かおかしいな、何が隠されているんだろう?と思いながら読んでいくと、1人の人間とそれを取り巻く人間関係と、人の人生を深く知り、切なくなった。アヒルと鴨の似て非なるもの、その例えというか、なんというか、題名の意味が分かると、じわーっとくる感じがした。

mikiyamamoto

違和感と爽快感。最後の悲壮感まで病みつきになる作品。

セクションごとに違和感を投げつけ、時間を行ったり来たりしスローペースに進む。しかし、バラバラだった人物や背景が繋がった瞬間、ストーリーはスピードを上げて走り出す。

走り出した瞬間、読むスピードも上がりリーディングハイに!

爽快感がたまらなく好きです。走り抜けた先に予想を裏切る展開が待っていますが、その悲壮感も心地よいです。読み終えたらボブディランの「風に吹かれて」聴きたくなるかも…

紗綾

ブータンからの留学生とその彼女の琴美と元彼の川崎。その3人の物語に巻き込まれた大学生の椎名が繰り広げるストーリー。

なんと言っても突拍子もない冒頭でどんどんストーリーに巻き込まれていきます。

5位:『ゴールデンスランバー』 12票

衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていないー。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。

Haruka

伏線をたくさん敷いており読み進めるほど面白い!物語の最後に気持ちが温かくなりました。

itsuki

主人公の逃走劇にハラハラしながらも、主人公と彼の仲間たちとの熱い友情が感じられる作品。分厚さもそこまで気にならずに読めた。

紗綾

仙台で起こった総理大臣殺害事件。身に覚えのないその事件の容疑者とされる主人公。身に覚えのない事が証拠として次々に上がり全国民から追われることに。手に汗握る逃走劇です

6位:『アイネクライネナハトムジーク』 11票

妻に出て行かれたサラリーマン、声しか知らない相手に恋する美容師、元いじめっ子と再会してしまったOL…。人生は、いつも楽しいことばかりじゃない。でも、運転免許センターで、リビングで、駐輪場で、奇跡は起こる。情けなくも愛おしい登場人物たちが仕掛ける、不器用な駆け引きの数々。明日がきっと楽しくなる、魔法のような連作短編集。

Haruko

伊坂さんにしては珍しい、ほんわか恋愛短編集。

斉藤和義さんに作詞を頼まれたことから生まれた作品で、音楽と文学のコラボを楽しめます。短編とはいえ、最後は事細かな伏線が繋がり超爽快。「世の中捨てたもんじゃないな」と思わせる、心地よい読後感も好きでした。最近良いことないなという方の日常に贈りたい、優しい一冊です。

よち

遠く小さく聞えてくる夜の音楽のように、その時には気づかない。

その音がなんの音でなんの曲かさえわからない。でも後になって思い返して気づく。それが人と人を結びつけた“出逢い”の音色だとゆうことが余韻さえも心地良く幸福感だけが残る作品です。

misaki

6つの短編小説の、作品同士がリンクしています。

様々な主人公の目線から物語を読み進めるうちに、パズルのピースがパチリとはまるように、作品世界のつながりが立ち現れてくる心地よさ!「小さく聞こえてくる、夜の音楽みたいに」

さりげない出会いと人とのつながりに心あたたまる、ユーモラスで感動的な物語です。

ゆうや

今年の秋の映画化が待ち遠しい。章を追うごとに、奇跡がタンタタンとつながっていく爽快感。ほんとうに魔法のような一冊です。

7位:『マリアビートル』10票

幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。闇社会の大物から密命を受けた、腕利き二人組「蜜柑」と「檸檬」。とにかく運が悪く、気弱な殺し屋「天道虫」。疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯するーー。小説は、ついにここまでやってきた。映画やマンガ、あらゆるジャンルのエンターテイメントを追い抜く、娯楽小説の到達点!

みさと

前作のグラスホッパーに引き続き、色んな裏の仕事の人達が活躍していて、ページを捲る手を止められない。殺し屋の蜜柑と檸檬、元殺し屋で息子の仇を討とうとしている木村、その仇である中学生・王子。そして蜜柑と檸檬が運んでいた、取引材料のトランクを奪う事を組織から命令された七尾。追ったり追われたり、複雑に絡み合う彼らから目が離せません。

7位:『陽気なギャングシリーズ』10票

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった…はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ!奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス。

あいか

4人の個性あるキャラクターが面白い!伊坂幸太郎さんの勧善懲悪の色が凄く濃く出ている作品かなと思います!

よち

ロマンはどこだ?の問いに『ロマンはココにある』この作品の中にある。

そして全てはこの瞬間のために。

個性的な特殊能力を持った4人のギャングをスタイリッシュな公式に当てはめ導き出した方程式の答えはユーモアと誰も傷つけないというポリシーでした。

ふみち

とにかく一言!「面白い!」

殺し屋シリーズとはまた違った味があり、ストーリーのテンポも良く、ラストのスッキリ感は、きっとどの作品よりも上をいくと思います。ところどころで出てくる「格言」に共感出来たり、納得してしまうことも楽しみのひとつであり、また惹きつけられる魅力です。銀行強盗って悪いことのはずなのに、この本を通して4人と関われば何だか不思議と憧れてしまいます。

ゆうや

正義の銀行強盗のお話。四人の会話がほんとにセンスの塊でおもしろかっこいい。読み終わった後、彼らとなら銀行強盗してもいいかなと言う気分にさせてくれる。

8位:『AX』9票

最強の殺し屋はー恐妻家。「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる殺し屋シリーズ最新作!書き下ろし2篇を加えた計5篇。

紗綾

恐妻家の主人公は実は凄腕の殺し屋。何より一番怖いのは妻を怒らせること。殺し屋なのに妻に細心の注意と気遣いをする主人公のギャップが面白いです。家族愛にジーンとする小説です。

ふみち

殺し屋なのに、恐妻家。そのギャップがまた新しい!

兜の“家族を愛する気持ち”はすごく微笑ましくて、とても温かい。素敵な夫で、素晴らしい父親だなと読みながら感じられます!ストーリー後半の展開には驚かされるはず!そして、ラストはとにかく涙で、温かいものが心と体に広がり癒されます。

先慧

外の顔は殺し屋なんだけど、家では優しいパパであり恐妻家に気を使って生きてる「兜」がコミカル。その上、インド映画並に全ての感情を引き出してくる伊坂幸太郎に脱帽。

ザ伊坂幸太郎的な小説?!だと思う。

そこまで本好きでない私でさえ1日で読了。ラストにかける伏線が神業すぎてページが止まらない〜殺し屋系統の話ってすごいおもしろいよね〜でもほっこり涙もあるからびっくり〜

読み終わった数日間なぜか魚肉ソーセージ食べてました。

8位:『オーデュボンの祈り』9票

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化。

ねねこ

ファンタジー要素もあるデビュー作。
伊坂作品の楽しみ方《登場人物のリンク》で、一番分かりやすい「喋る案山子」が出てくるのがこの作品。
個性豊かな登場人物たちに会いたくなる🎵

9位:『フーガはユーガ』 7票

あらすじは秘密、ヒントを少し。 双子/誕生日/瞬間移動 1年ぶりの新作は、ちょっと不思議で、なんだか切ない。

ちゃんなま

「僕の弟は、僕より少し元気だよ」

クソみたいな大人、クソみたいなクラスメイト。双子の風我と優我には不思議な力があった。それを使って、少しだけ人の為になってみよう。この本はあまり前情報を入れずに読んで欲しいというのが私からのお願いです。

双子の兄弟、不思議な力、人の為。これがキーワード、そしてどんな想像をしても、きっとこの結末は予測できないはず。

後半は一気読み間違いなし、読みおわった後の独特のその余韻に、是非浸っていただきたい。

とけい

双子の風我と優我が特別な「アレ」に気づいた子供時代の話から現在の話に意外な方向で繋がっていく物語です。

家族の暗くて重い部分も、強くて温かい兄弟の絆も描かれています。胸に染みるような場面もあれば、伊坂幸太郎さんの描く切れ味の鋭い伏線とユーモアのある会話もたくさん詰まっていてお気に入りの一冊になりました!

『フーガはユーガ』伊坂幸太郎 【彼らは双子で、不運。だけど手強い。】

10位:『フィッシュストーリー』 6票

最後のレコーディングに臨んだ、売れないロックバンド。「いい曲なんだよ。届けよ、誰かに」テープに記録された言葉は、未来に届いて世界を救う。時空をまたいでリンクした出来事が、胸のすくエンディングへと一閃に向かう瞠目の表題作ほか、伊坂ワールドの人気者・黒澤が大活躍の「サクリファイス」「ポテチ」など、変幻自在の筆致で繰り出される中篇四連打。爽快感溢れる作品集。

うぐはら

売れないパンクバンドの音楽が、自分たちの知らないところで人の命を救う。

ありえなさそうだけど、ありうるかもしれないストーリーに、自分も何か人の役に立つことをしたいと思えるようになりました。

11位:『終末のフール』5票

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。

うぐはら

隕石が降ってきて、明日自分が死ぬかもしれない。そのような状況に置かれてもなお、伊坂さんの登場人物たちは希望を捨てたりしません。

「深海のポール」で、「死んでも死なない」を何度も連呼する未来が印象的でした。人事を尽くして隕石を待つ」も。

ふみち

この作品を読むまでは「伊坂幸太郎さんはミステリーの作家さん」と思っていたので、読み始めてまず驚きました。

ひとつひとつのストーリーが、心を癒してくれるようにすーっと染み込んでくる。そして読み終わった後、誰かに寄り添いたくなるような気持ちと、未来をしっかり考えたくなるような気持ちになります。この作品は“意思が強くて芯がある”と私は思います。

11位:『残り全部バケーション』5票

裏稼業コンビの岡田と溝口。離婚や虐待、拉致など様々な出来事に遭遇しては、予想もつかない方法で事件を解決する! その出会いは偶然か、必然か。5編からなる小さな奇跡の物語。

11位:『ラッシュライフ』5票

泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場ー。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。

紗綾

別々の4つの事件が仙台駅周辺で繰り広げるストーリー。別々なのに仙台駅を舞台にすることで繋がるストーリー。伏線回収が凄いです。

Minori

1つの事件を5人の視点で書かれていて、5人それぞれの物語がだんだん繋がっていく展開が読んでいて面白い。

11位:『魔王』 5票

会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。

紗綾

不思議な力を手に政府の闇に立ち向かう兄弟のストーリー。周りに流されてばかりでは大事なものを失うと感じるストーリーです。

宮沢賢治の「眼にて云う」という詩の抜粋が、心に刺さります。殺し屋シリーズで漫画化、舞台にもなった小説です。

12位:『火星に住むつもりかい?』4票

「安全地区」に指定された仙台を取り締まる「平和警察」。その管理下、住人の監視と密告によって「危険人物」と認められた者は、衆人環視の中で刑に処されてしまう。不条理渦巻く世界で窮地に陥った人々を救うのは、全身黒ずくめの「正義の味方」、ただ一人。ディストピアに迸るユーモアとアイロニー。伊坂ワールドの醍醐味が余すところなく詰め込まれたジャンルの枠を超越する傑作!

うぐはら

魔女狩りの話から始まる時点で、モダンタイムスを髣髴とさせるような、重厚でハードボイルドな話に引き込まれました。

平和警察に支配されるぐらいなら、私は自ら死を選ぶでしょう。彼らが行っているのは、「正義」という名の暴力です。

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この物語の世界がフィクションだと思いたい。しかし、現実に生きる我々の社会にもなり得るんじゃないかと思います。

そういった社会の中に陥った場合、我々はどうするのか?タイトル『火星に住むつもりかい?』は、読者である我々に問いかけている言葉でもある。考えさせられるとともに、衝撃的な一冊でした。

佐郷顕

一つの大きな流れに乗って互いに監視し合う社会の中で、反対の行動することがいかに勇気の要ることかわかる。
作品の中ではわかりやすい「監視社会」だったけれど、実は僕たちのいるこの社会もすでに「監視」し合っているのかも。。

12位:『バイ・バイ・ブラックバード』 4票

星野一彦の最後の願いは何者かに“あのバス”で連れていかれる前に、五人の恋人たちに別れを告げること。そんな彼の見張り役は「常識」「愛想」「悩み」「色気」「上品」-これらの単語を黒く塗り潰したマイ辞書を持つ粗暴な大女、繭美。なんとも不思議な数週間を描く、おかしみに彩られた「グッド・バイ」ストーリー。特別収録:伊坂幸太郎ロングインタビュー。

とけい

五股かけている主人公が突如訪れた絶望の中、最後に五人の彼女に別れを告げに行く話。

五股は最低なのに男が愚直で憎めない。始めは恐ろしかった見張り役の大女も読み進めていく内に愛らしく感じてしまう。

五人の彼女もみんな魅力があって読むのが楽しくなってしまうこと間違いなし!

そんな人々が織りなす色んな別れに感情を揺らされて、唯一無二の大好きな話になりました!

13位:『グラスホッパー』3票

「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとにー「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。

13位:『モダンタイムス』3票

恐妻家のシステムエンジニア・渡辺拓海が請け負った仕事は、ある出会い系サイトの仕様変更だった。けれどもそのプログラムには不明な点が多く、発注元すら分からない。そんな中、プロジェクトメンバーの上司や同僚のもとを次々に不幸が襲う。彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのだった。

20代男性

伊坂作品の特徴だと思うんですが登場人物に人間味がないのが多い笑

特にこの物語は人間味ない人がたくさん出てきて、その中でも特に妻がとても人間味なさすぎて、歪んでるような愛情表現がとても好きな作品です。

長編ですがサクサク読めます。僕としては、モダンタイムス読む前に魔王を読んでもらいたいですね。

13位:『オーファザー』 3票

父親が四人いる!?高校生の由紀夫を守る四銃士は、ギャンブル好きに女好き、博学卓識、スポーツ万能。個性溢れる父×4に囲まれ、息子が遭遇するは、事件、事件、事件ー。知事選挙、不登校の野球部員、盗まれた鞄と心中の遺体。多声的な会話、思想、行動が一つの像を結ぶとき、思いもよらぬ物語が、あなたの眼前に姿を現す。伊坂ワールド第一期を締め括る、面白さ400%の長篇小説。

紗綾

高校生の主人公には4人の父親がいて、、、性格も職業も違う父親が息子を救うために奮闘するストーリー。父親の団結力が光る小説です。映画化もされました!

14位:『ガソリン生活』 2票

のんきな兄・良夫と聡明な弟・亨がドライブ中に乗せた女優が翌日急死!パパラッチ、いじめ、恐喝など一家は更なる謎に巻き込まれ…!?車同士がおしゃべりする唯一無二の世界で繰り広げられる、仲良し家族の冒険譚!愛すべきオフビート長編ミステリー。

紗綾

実は車に意識があるとすれば?

車同士は、人間には分からないけど実はコミュニケーションを取っているという設定のお話。人間が知らないことを知ってるのに教えられないというジレンマもかわいい、そんな小説です。

おわりに

いかがでしたか?楽しんでいただけたでしょうか?

伊坂幸太郎をまだ読んだことのない方には、はじめの一冊を選ぶきっかけとして。

伊坂幸太郎が大好きな方には、自分の大好きな作品のおすすめ理由を読んで共感を得たり、再読のきっかけとして。

そういう素敵な効果を企画で生み出したいと思い、今回の記事の執筆に至りました。

これからも記事に関わるすべての人がワクワクするような企画をどんどん行っていくのでどうぞよろしくお願いいたします!

最後まで読んでいただきほんとうにありがとうございました。

p.s.『フーガはユーガ』2019年本屋大賞ノミネートおめでとうございます!!

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