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東野圭吾おすすめ小説ランキング【読書好き81人に聞いた!】

 

こんにちは、ReaJoy運営のゆうやです!!

ReaJoyの【読書好き〜人に聞いた!】企画第5弾は、みんな大好き東野圭吾さんの人気作品ランキングです。

インスタグラムやTwitterを中心に81人の読書好きの方に最大5つまでおすすめ作品を投票してもらった結果をランキング形式で紹介していきます!

ちなみに僕は、ナミヤ雑貨店の奇蹟、容疑者Xの献身、麒麟の翼、手紙、マスカレードホテルに票を入れました!

ゆうや

MEMO
ピンクの枠内のあらすじはAmazon、BOOKデータベースなどからの引用です。

今回の企画で投票された作品を出版年順に並べました。

  • 1986年
    卒業 
  • 1990年
    仮面山荘殺人事件 
  • 1992年
    ある閉ざされた雪の山荘で 
  • 1995年
    パラレルワールド・ラブストーリー 
  • 1996年
    名探偵の掟 
  • 1998年
    秘密 
  • 1990年
    白夜行
  • 2002年
    時生 
  • 2003年
    手紙
  • 2004年
    幻夜
  • 2004年
    さまよう刃
  • 2005年
    容疑者Xの献身
  • 2006年
    赤い指
  • 2006年
    使命と魂のリミット 
  • 2007年
    夜明けの街で 
  • 2008年
    流星の絆
  • 2008年
    聖女の救済
  • 2009年
    パラドックス13 
  • 2009年
    新参者 
  • 2010年
    カッコウの卵は誰のもの 
  • 2010年
    白銀ジャック 
  • 2011年
    麒麟の翼 
  • 2011年
    真夏の方程式 
  • 2011年
    マスカレードホテル 
  • 2012年
    ナミヤ雑貨店の奇蹟 
  • 2013年
    祈りの幕が下りる時
  • 2015年
    ラプラスの魔女 
  • 2015年
    人魚の眠る家 

My STREOMAN様の記事を参考にさせていただきました。ありがとうございました。

『沈黙のパレード』東野圭吾【ガリレオシリーズ最新作。復讐劇の真実はどこに。】 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東野圭吾【時空を超えてつながる、手紙と心】 『手紙』東野圭吾【消えない罪の手に抗う弟】

それでは、本編お楽しみください!!

東野圭吾おすすめ小説ランキング

東野圭吾について

1958年大阪市生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業。85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞、99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞と第6回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞

1位:ナミヤ雑貨店の奇蹟 24票

悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?

ナミヤ雑貨店の奇蹟の感想

Kaori

非現実的でSFちっくだけど、他にはない設定でそこから引き込まれました。

また、一つ一つが少しずつ繋がっていて不良少年が少しずつ改心して白紙の手紙で締めくくられているのは心温まるものを感じました。

ミステリーではない物語で感動したい方にオススメです。

紗綾

小さな雑貨店が起す奇跡。
お悩み相談を受ける店主と依頼者の物語。
サスペンスものが多い著者には珍しい作風です。
感動間違いなしです

しおっち

すべての過去が今に繋がってると本当に思います。この世にはいろんな人がいてそれぞれの人生が少しずつ交差しているのかもしれないし、もしかしたらその人生を変えてしまっていることだってあるかもしれないんです。それってすごくわくわくすることだなって思いました。

tsukasa

生きていれば、誰しも悩むことはある。悩みの種や深刻度合いは人によって様々。

ナミヤ雑貨店の店主は雑貨店を営む傍ら、手紙を通して赤の他人からのどんな相談にも真剣に向き合ってくれる。

時には厳しいことも言うが、そこには相談者のことを思う愛がある。

ミステリーとしても面白く、心の温まる作品です。

せり

良い意味で東野圭吾らしくない1冊でした。ひとつひとつの文が繋がって最高の作品になっている!!と思いました。あんな奇跡が実際にあったら本当に素敵だろうなと思いました。
ナミヤ雑貨店は、迷いの中にいる人達の背中をひと押しして、縁を繋ぐ、そんな場所だと思います。人生で1度は出逢っておきたい1冊です!

ねねこ

《東野圭吾=ミステリー》の枠を超えた作品。
人間の温かみを感じられる素敵な物語。

主題歌つき書評はこちら

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東野圭吾【時空を超えてつながる、手紙と心】

2位:容疑者Xの献身 21票

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。

容疑者Xの献身の感想

Sayaka

真実を知った時に思わず、言葉が出なくなりました。まさにある意味の純愛…。
さすが東野圭吾さんです。
ガリレオ湯川が主役ではなく、容疑者Xが主役なところにも注目です!

うぐはら

映画を見た後、原作も読んだのですが、石神の行ったことに(殺人はいけないことですが)
ふがいなさと悔しさが同時に訪れてきて、いたたまれなくなったのをいまだに忘れません。
それだけならば普通の社会派ミステリなのですが、一筋縄ではいきません。
練り上げられた謎に驚愕したのと同時に、泣き出しそうになりました。
最後に湯川先生が「彼を止めるな!」と叫んだことが、今でも時折蘇ります。

Chiharu

第134回直木三十五賞受賞作。東野圭吾さんならではの思うが故の、愛するが故の一冊。「実におもしろい」でおなじみのガリレオシリーズです。ガリレオシリーズではなかなか触れる事のない、ガリレオこと湯川の違った一面が感じられ、殺人を犯してしまった親子を守る想像を超えるトリックにまさしく献身を感じます。小説が苦手な方でも読みごたえある感動のストーリー。

yurika

密かに想う女性とその娘が犯してしまった罪を隠すために、何重にも隠す天才数学者石神。その隠された事象に疑問を持つ湯川。大学時代の友人二人の対決も見ものだが、最後に全てが明かされた時の虚しい余韻が、悲しみを倍増させると感じました。

勝哉

すでに答えがわかっているから涙する、愛の話。
見所は『最初から犯人がわかっている』点。これが、驚くべき真相がわかった時、そこに詰められた献身的な愛を読者の胸へ、深く突き刺していく要因となる。犯人と主人公『湯川学』の関係もまた見所だ。似て非なる境遇の天才達の間にある絆。これも涙を深める要因の一つとなる。

ガリレオシリーズでお互いの頭脳を認めあった天才同士の頭脳対決が見もの!
その頭脳対決で明かされた愛ゆえの悲しき事件…。やり切れない天才達の苦悩に 胸が詰まりました。

ymd_books

深くて苦しい「愛」があるから。それが「正しい愛」かはわからないけど。
紛れもなくミステリーだけど、悲しい愛の小説だから。

3位:手紙 20票

強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。

手紙の感想

紗綾

凶悪犯罪者の弟が主人公。
弟を大学進学させるため肉体労働をする兄。
とあるきっかけで強盗に入り、犯行を見られ殺人を犯してしまう。
「凶悪犯罪者の弟」のレッテルをはられた弟の苦難の物語。
考えさせられ感動するストーリーです。

Sayaka

犯罪加害者の家族が、家族であることによりどういった立場に置かれるのかを描き切った1冊。家族だからこそ、こういった状況でも想う気持ちもあり
私自身も複雑な気持ちになりつつも、感動しました。オススメの1冊です。

うぐはら

犯罪者の兄の濡れ衣を着せられた弟の数奇な運命の話です。
ここではあくまでも「兄弟」なのですが、いつ、どこで、だれがこのような状況に
なってもおかしくないと戦慄しました。
原作には全くと言っていいほど救いがないので、映画の方を強くおすすめします。

だい

犯罪によって生まれる犯罪者の家族や被害者の家族の問題について、考えさせられる作品です。弟が何をしようとも、兄が犯罪者であるという事実が付き纏う点にリアリティーを感じたし、弟の心境の微妙で繊細な変化も、見事に表現されていて感情移入できました。色んな立場の人に読んでもらい、普段なら考えないような事に、思考を巡らせて頂きたいです。

ねねこ

加害者の家族をテーマにした作品で、ずっしりと重たく苦しい…。
加害者の家族故の生きづらさなど、色々と考えさせられる作品。

主題歌つき書評はこちら

『手紙』東野圭吾【消えない罪の手に抗う弟】

4位:秘密 18票

妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇

秘密の感想

省吾

映画での広末涼子のセリフ「口でしてあげようか?」にドキッとしたのは私だけじゃないはず…ですよね?事故死した妻の意識が幼い娘に宿る。奇妙な夫婦関係は、娘の体が成長するにつれて崩れ始めた。東野作品は読み終えてからタイトルの意味に気付きますが、この物語もまた「ああ、秘密だわ」と納得するしかありません。

5位:流星の絆 15票

何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。

流星の絆の感想

yurina

ミステリーとして読み応えがあるのは勿論、家族の絆の物語としても、心に染みる1冊。
2008年の連ドラも、ユーモラスで楽しいドラマでした。ですが、それとは異なる本ならではの結末が、心に影を残して、印象強く物語の世界に浸らせてくれます。

紗綾

横須賀のとある洋食屋の夫婦が何者かに殺害される。3人の子供は無事だった。犯人は不明のまま年月がすぎる。その犯人を探すため3人が力を合わせ奮闘するストーリー。
ターゲットに恋に落ちてしまうなど恋愛要素もあり︎︎。嵐の二宮和也主演でドラマ化もされました。
ハラハラドキドキ、感動の展開に目が離せません。

しおっち

兄妹の絆がいいなって思います。兄妹が主人公なのに流星っていう離れ離れなものを題名にしたのはきっと本当の意味での兄妹じゃないから。でも3人でずっと生きてきたからこその彼らにしかない絆があるんだろうなと思います。お兄ちゃんはずっとお兄ちゃんなんだなって思いました。

Chiharu

幼少時に両親を殺された兄弟の絆。14年間進まない捜査に兄弟で真犯人を探し時効間近、真犯人を追い詰る。兄達の妹への愛情と最後の最後で待ち受けている真実とどんでん返しが揃った復讐劇の一冊。こちらはドラマ化もされており映像も見応えのあるものでした。

Reiko

私が東野圭吾にハマるきっかけになった作品。
親を殺された兄妹たちの固い絆。たとえそれが復讐を目的としていても、3人の幸せを願わずにはいられなくなる。
事件の真実を知った時、作家に掌の上で転がされるって気持ちいい!って、ミステリーの楽しみを教えてくれた作品でもある。

5位:白夜行 15票

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂ー暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。

白夜行の感想

Kaori

生まれも育ちもまったく異なる別々の2人が幼い頃の殺人がきっかけで
全然別の道を歩むのにどこかでお互いの影を匂わせる、そこが東野圭吾らしくて好きな作品。長編で文庫本でも分厚サイズですが読む価値は十分にあります。

Chiharu

東野圭吾さんといえば「白夜行」。舞台化、ドラマ化、映画化され、韓国でも映画になるほどの影響を持つ。フィギュアスケートの町田樹さんは現役時代エキシビションのプログラムに取り入れたほど。父親を殺された少年と殺人犯とされ自殺した母の娘。心を無くしながらも、お互いを思い複雑な絆で繋がっている。ただただ切ない小説。ページをめくり出したら止まらない一冊です。

Reiko

ある大きな秘密を共有することになった亮司と雪穂。幼い2人が大人になるまでの歪んだ絆を描いたノワール小説。
東野圭吾の描く女性は美女ばかり。特にこの雪穂は美しさに得体の知れない妖しさが加わって、記憶に残る魅力的なキャラクターだと思う。
雪穂を影で守る亮司の愛が哀しい。長い小説だけど、この後はさらに『幻夜』も読んでほしい。

ひろぽん

800ページ以上に及ぶ長編ミステリー小説だけど飽きないストーリー展開と登場人物の個性の良さがすごいです。

主題歌つき書評はこちら

『白夜行』東野圭吾【あなたは、なぜ産んだのですか?】

6位:マスカレード・ホテル 12票

都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。彼を教育するのは、女性フロントクラークの山岸尚美。次から次へと怪しげな客たちが訪れる中、二人は真相に辿り着けるのか!?いま幕が開く傑作新シリーズ。

マスカレードホテルの感想

省吾

刑事はホテルの従業員として潜入捜査を始めたが、どの客も秘め事のありそうな曲者ばかり。事件そのものも気になるが、ゲストからの無理難題をさばく一流ホテルマンの接客に惚れぼれする。もし自分だったらと思うと、普段の仕事ぶりが恥ずかしくなってきた。サービス業の極意を学べる、新感覚お仕事ミステリー。

主題歌つき書評はこちら

『マスカレード・ホテル』東野圭吾【映画化で話題!今度の主人公はホテルマン!?】

7位:麒麟の翼 10票

「私たち、お父さんのこと何も知らない」。胸を刺された男性が日本橋の上で息絶えた。瀕死の状態でそこまで移動した理由を探る加賀恭一郎は、被害者が「七福神巡り」をしていたことを突き止める。家族はその目的に心当たりがない。だが刑事の一言で、ある人物の心に変化が生まれる。父の命懸けの決意とは。

麒麟の翼の感想

Kaori

被害者で日本橋の麒麟の像で息絶えた青柳がなぜ、そこで息絶えのか、加賀が調べていくうちに明らかとなる青柳の「七福神巡り」の謎がわかった時、なんて悲しい真実なのかと思いました。
でも全てが繋がっている真相は「新参者」同様加賀恭一郎シリーズらしく面白かったです。

うぐはら

麒麟というのは古来中国より伝わる想像上の生き物です。
キリンビールの麒麟であり、キリンジの麒麟です。
このタイトルの意味が分かった時、私は亡くなった青柳さんのことを想って泣いてしまいました。
映画も良いです。阿部さんが劇団ひとりさんを叱咤する姿、最後の中井貴一さんの幻に涙が止まりませんでした。

加賀恭一郎シリーズ9作目。父の死の真相から息子への命懸けの父の思いが明かされてゆく…その時 息子は…
悲しい事件はなぜ起きたのか。胸を打ち、締め付けられ、人としての大切なものを突きつけられる作品だと思い、この作品を選びました。

8位:人魚の眠る家 9票

「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。娘がプールで溺れたー。病院で彼等を待っていたのは、“おそらく脳死”という残酷な現実。一旦は受け入れた二人だったが、娘との別れの直前に翻意。医師も驚く方法で娘との生活を続けることを決意する。狂気とも言える薫子の愛に周囲は翻弄されていく。

人魚の眠る家の感想

紗綾

大切な娘に襲ったある事故。その事故で娘は「脳死」と判断される。しかし不意に娘の手が動き、、、
「脳死」とは果たして人の「死」なのか。
「いのち」について問われる小説です。
最近映画化されました!感動で涙が止まりません。

yurika

脳死は”死”なのかという問いに対して、真っ正面から投げ掛けた作品で、今までに出会ったことがない小説でした。また、脳死に対する人々の倫理観の違いを様々な角度から捉えていたのも印象的でした。脳死した娘の身体機能が衰えないよう、運動機能に関する研究や最新技術も、人間の体内機能に関する研究や技術は、ここまで進んでいると驚かされました。

9位:真夏の方程式 8票

夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とはー。

真夏の方程式の感想

yurika

読後に感じた”むなしさ”が印象的でした。
事件は解決しても、事件の当事者とその家族、被害者は解決できないものを抱えて終わるからです。それゆえ、湯川の最後の言葉は心に響きました。
「どんな問題にも答えは必ずある。」「だけどそれがすぐ導き出せるとは限らない。人生においてもそうだ。今すぐには答えを出せない問題なんて、これから先、いくつも現れるだろう。そのたびに悩むことに価値がある。しかし焦る必要はない。答えを出すためには、自分自身の成長が求められている場合も少なくない。だから、人間は学び、努力し、自分を磨かなきゃいけないんだ。」

省吾

ガリレオシリーズ第六弾。夏真っ盛りの日差しの中、釣り竿と携帯電話でキラキラと輝く海中を撮影するシーンが印象的でした。大人達の罪を、何も知らない子供が背負わされた。普段は人間味のない湯川ですが、少年を守るために彼なりの優しさを見せてくれます。トリックよりも人間ドラマを楽しめる作品です。

9位:赤い指 8票

少女の遺体が住宅街で発見された。捜査上に浮かんだ平凡な家族。一体どんな悪夢が彼等を狂わせたのか。「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等自身の手によって明かされなければならない」。刑事・加賀恭一郎の謎めいた言葉の意味は?

赤い指の感想

kanji

ごくありふれた家族にふりかかるお話は、他人事では終わらせない強いメッセージが込められております。
この家の真実は彼等自身の手によって明かさなければならない、という加賀恭一郎の事件に立ち向かう姿勢が、結末の涙を誘います。
登場人物と設定がシンプルなので、重いテーマでありながらスラスラ読めます。

だい

たった300ほどのページ数で、かくも語るかと度肝を打たれる。見事なまでの構成と文章力で彩られる東野ワールドに、踊らされること間違いなしです。話は、極限状況における親子の愛情と夫婦愛とをテーマとする。読んでいる間、「何が正しいんだ!」と、あなたは何回言うだろうか。東野作品は初めてという方に、入門書としてオススメしたいです。

seki_sa

加賀恭一郎シリーズ。一般的な刑事ものの小説ではないと断言します。人間は、陽と陰の部分を持っています。この作品では、1日中陽の当たらない路地裏のような、人間の陰の部分がリアルに書かれています。人間はここまで残酷になれるのか、と悲しくなります。しかし、最後の恭一郎と父の描写に少しだけ心が救われます。

10位:時生 7票

不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追ったー。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。

時生の感想

Kaori

どハマりして一日で読み切った1番大好きな作品。
難病で最期を迎える息子・時生に父親の拓実がかける最後の言葉「トキオっ、花やしきで待ってるぞ」この一言で大号泣間違いなし!
ところどころ時生の優しさで涙を誘われるのがオススメのポイントです。
親子愛に感動する1冊。そして大号泣したい!泣きたい!と言う方にオススメです。

yuko

東野圭吾さんの作品は、どれも期待以上の衝撃を与えてくれますが、中でも『時生』は私の中での最高傑作です。時空を超えて会いに来てくれたトキオ。過去と未来がうまく繋がる描き方、そして、溢れる感動。こんなに素晴らしい物語に出逢えて幸せです!

Reiko

病院で両親に見守られ最期の時を迎える時生。彼の父、拓実は昔、「トキオ」という不思議な青年と過ごした時期があった。
東野圭吾作品でいちばん感動的な作品だと思う。
殺人事件を扱う他の作品はどうしても嫌な読後感があるけど、この作品には涙はあれどそれ以上の温もりがある。
お子さんがいる人に是非読んでほしい。家族が愛おしくなるはず。

11位: さまよう刃 6票

長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躪された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎えるー。重く哀しいテーマに挑んだ、心を揺さぶる傑作長編。

さまよう刃の感想

さささ

「自分がどれほどの憎悪を受ける行為をしたのかを思い知らせてやりたい」
反省しない連続レイプ魔の未成年者VS.被害者の親。少年法による未成年の更生VS.被害者感情。法は何を守るのか。正義とは何か。「正義の刃」はどこへ向かうのか。行き場のない遺族らの想いをどう果たすのか。物語の結末の是非も含め、深く考えさせる作品。

Reiko

大事な一人娘が凶悪な性犯罪者たちの餌食にされてしまった父親の復讐劇。
私が読んだ東野圭吾作品でいちばん胸を抉られた事件で、描写もかなり生々しい。
だけどこれが現実にあることなんだ。目を逸らしちゃいけない。
父親を追う警察の苦悩。覚悟を決めた父親に東野圭吾がどんなラストを与えたのか、是非読んで確かめてみて

省吾

これはおすすめしない。誰も救われない物語だ。娘は汚され、殺された。あいつらが少年法に守られるなら、俺がこの手で裁いてやる。父親の狂気は鬼と化し、咎人の亡きがらを切り刻む。この本を読み終えたとき、「人を殺してはだめ」とは言い切れない自分を発見した。あなたは刃を手にせずにいられるだろうか?

12位:祈りの幕が下りる時 5票

明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。シリーズ最大の謎が決着する。吉川英治文学賞受賞作。

祈りの幕が下りる時の感想

ゆうや

小説もさることながら、映画がすごい。松嶋菜々子演じる博美の隠された父との過去が明かされるシーン、あれは大号泣必至だ。主題歌はJUJUの『東京』。この曲のPVをぜひ観ていただきたい。涙が出すぎて前が見えなくなるだろう。

12位:仮面山荘殺人事件 5票

八人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた八人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに一人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。七人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった…。

仮面山荘殺人事件の感想

ふみち

ものすごくいい意味で期待を裏切ってくれる最高の作品。終盤は「あぁなるほどね〜こういうこと〜」なんて甘く見てたらとんでもないことになります!後の展開は「予想外」というより、「全くそんなこと考えてなかったんだけど!」と衝撃が襲ってくる!どんな急展開にもついていける自信があったはずなのに、こればかりは読後固まってしまいました。

itsuki

ラストで明かされる真相には驚愕必至。読み終わってから改めてタイトルを見ると、その秀逸さがわかる。

12位:幻夜 5票

幻の夜を行く男と女。息もつかせぬ傑作長編!阪神淡路大震災の直後に、出会った男と女。男が犯した殺人を知る女は、彼を徹底的に利用し、野心を実現していく。だが彼女にも恐るべき秘密が。名作『白夜行』の興奮が再び!

13位:パラドックス13 4票

13時13分13秒、街から人が消えた。無人の東京に残されたのは境遇も年齢も異なる13人の男女。なぜ彼らが選ばれたのか。大雨と地震に襲われる瓦礫の山と化した街。そして生き抜こうとする人達の共通項が見えてくる。世界が変れば善悪も変る。殺人すらも善となる。極限状態で見えてくる人間の真理とは。

パラドックス13の感想

紗綾

著者には珍しいSF小説です。
運命の13秒。3月13日13時13分13秒。
謎の現象が起こり東京の街には誰もいなくなる。同じ現象に出くわした13人。様々な難を乗り越え解決の糸口を探すストーリー。
ハラハラドキドキの展開に引き込まれる作品です。

省吾

生き残るためには常識を捨てねばならず、ときには仲間の安楽死すらいとわない。極限の人間心理を描いた、怖いほどの臨場感がある作品。文字を読んでいる感覚がなくなっていく。気づけば手にしている本が消え、目の前に動画として再生され始める。これはもう読む映画だ。

13位:新参者 4票

日本橋の片隅で一人の女性が絞殺された。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎の前に立ちはだかるのは、人情という名の謎。手掛かりをくれるのは江戸情緒残る街に暮らす普通の人びと。「事件で傷ついた人がいるなら、救い出すのも私の仕事です」。大切な人を守るために生まれた謎が、犯人へと繋がっていく。

新参者の感想

Kaori

最後に今まで全然別だと思ってた一つ一つの物語が最後に全て繋がった時のスッキリ感、騙された感、納得感が味わえる1冊。
繋がってることが気づいた瞬間、これはすごい小説だと感心しました笑
加賀恭一郎シリーズの中で1番好きな作品です。

yurika

日本橋小伝馬町で40代女性が殺害された。加賀恭一郎はその事件の手がかりから、日本橋にある彼女が寄った場所で聞き込みを行う。最後の最後まで犯人像が見えないにもかかわらず、殺人が起きたと思えないほど、日本橋が出す下町の雰囲気があり、そのアンバランスに惹かれました。

13位:ラプラスの魔女 4票

ある地方の温泉地で硫化水素中毒による死亡事故が発生した。地球化学の研究者・青江が警察の依頼で事故現場に赴くと若い女の姿があった。彼女はひとりの青年の行方を追っているようだった。2か月後、遠く離れた別の温泉地でも同じような中毒事故が起こる。ふたりの被害者に共通点はあるのか。調査のため青江が現地を訪れると、またも例の彼女がそこにいた。困惑する青江の前で、彼女は次々と不思議な“力”を発揮し始める。

13位:パラレルワールドラブストーリー 4票

親友の恋人を手に入れるために、俺はいったい何をしたのだろうか。「本当の過去」を取り戻すため、「記憶」と「真実」のはざまを辿る敦賀崇史。錯綜する世界の向こうに潜む闇、一つの疑問が、さらなる謎を生む。精緻な伏線、意表をつく展開、ついに解き明かされる驚愕の真実とは!?傑作長編ミステリー。

パラレルワールド・ラブストーリーの感想

だい

恋愛における、嫉妬・理性で制御できない想い・消したい過去などの苦悩がリアルに描かれています。悲しいお話ではあるし、ハラハラさせられるけども、等身大な主人公には誰もが惹きつけられるはずです!2つの空間が並行するだけに、何が本当で何が空想なのか分からない。それもまた、面白い。ミステリーでファンタジックでキュートな話だけに、心揺さぶられるモノが好きな方はぜひ!

白銀ジャック

「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス。

白銀ジャックの感想

Reiko

スキー場を舞台に、ゲレンデパトロールとスノーボーダーが活躍するサスペンスシリーズ第一弾。

私はスキーもスノボも全く経験ないんだけど、長男が修学旅行でスキーに行くのをきっかけにシリーズ読破した。

ゲレンデでの疾走感が事件のスリリングさを増してとても楽しめた。作品が進むごとに親密さを増していく主役たちにも注目してほしい。

夜明けの街で

不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。ところが僕はその台詞を自分に対して発しなければならなくなるー。建設会社に勤める渡部は、派遣社員の仲西秋葉と不倫の恋に墜ちた。2人の仲は急速に深まり、渡部は彼女が抱える複雑な事情を知ることになる。15年前、父親の愛人が殺される事件が起こり、秋葉はその容疑者とされているのだ。彼女は真犯人なのか?渡部の心は揺れ動く。まもなく事件は時効を迎えようとしていた…。

夜明けの街での感想

Sayaka

普通の”不倫のストーリー”と思いながら読みはじめましたが、ただの不倫小説ではなく、ある意味とても深く、意味のある不倫…。いや、不倫だけの一言ではすまされない1冊です。

聖女の救済

資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の妻に魅かれていることを察した内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。驚愕のトリックで世界を揺るがせた、東野ミステリー屈指の傑作。

聖女の救済の感想

しおっち

とにかく怖いです。きっと男性ならこんなことはしないだろうなと思うからやっぱり女性特有の復讐の仕方なのかなと思います。これは極端だけど、でも取り巻く環境は今の日本も変わらないよね、って思いました。

千春

「私はあなたを心の底から愛しています。それだけに今のあなたの言葉は私の心を殺しました。だからあなたも死んで下さい。」

彼女にとって結婚とは?ガリレオシリーズの中でも完全犯罪をテーマとした東野圭吾ミステリー。とんでもない動機と決意と殺意にが明らかになる?

ある閉ざされた雪の山荘で

早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女7名。これから舞台稽古が始まる。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。だが、 1人また1人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか?驚愕の終幕が読者を待っている!

ある閉ざされた雪の山荘での感想

ねねこ

推理小説の定番設定【クローズドサークル】。
最後の最後まで、ドキドキ&ハラハラが止まらない!!

使命と魂のリミット

「医療ミスを公表しなければ病院を破壊する」突然の脅迫状に揺れる帝都大学病院。「隠された医療ミスなどない」と断言する心臓血管外科の権威・西園教授。しかし、研修医・氷室夕紀は、その言葉を鵜呑みにできなかった。西園が執刀した手術で帰らぬ人となった彼女の父は、意図的に死に至らしめられたのではという疑念を抱いていたからだ…。あの日、手術室で何があったのか?今日、何が起こるのか?大病院を前代未聞の危機が襲う。

使命と魂のリミットの感想

うぐはら

運命という「腐れ縁」の強さを痛感させられる一冊。

心臓バイパス手術、自動車のリコール問題など、犯人の動機が実際にありえそうで、胸が苦しくなりました。主人公の夕紀の父親、氷室健介が放った言葉、「人は生まれながらに使命を持っている」という言葉が重くのしかかります。

名探偵の掟

完全密室、時刻表トリック、バラバラ死体に童謡殺人。フーダニットからハウダニットまで、12の難事件に挑む名探偵・天下一大五郎。すべてのトリックを鮮やかに解き明かした名探偵が辿り着いた、恐るべき「ミステリ界の謎」とは?本格推理の様々な“お約束”を破った、業界騒然・話題満載の痛快傑作ミステリ。

名探偵の掟の感想

ミステリ作家がミステリについてユーモアあふれる皮肉を書いた作品でミステリ好きなら絶対に楽しめる一冊。

卒業

7人の大学4年生が秋を迎え、就職、恋愛に忙しい季節。ある日、祥子が自室で死んだ。部屋は密室、自殺か、他殺か?心やさしき大学生名探偵・加賀恭一郎は、祥子が残した日記を手掛りに死の謎を追求する。しかし、第2の事件はさらに異常なものだった。茶道の作法の中に秘められた殺人ゲームの真相は!?

卒業の感想

Umetsu

事件を終えて残された人たちの切なさが残る話が印象的だった。

カッコウの卵は誰のもの

往年のトップスキーヤー緋田宏昌は、妻の死を機に驚くべきことを知る。一人娘の風美は彼の実の娘ではなかったのだ。苦悩しつつも愛情を注いだ娘は、彼をも凌ぐスキーヤーに成長した。そんな二人の前に才能と遺伝子の関係を研究する科学者が現れる。彼への協力を拒みつつ、娘の出生の秘密を探ろうとする緋田。そんな中、風美の大会出場を妨害する脅迫者が現れるー。

カッコウの卵は誰のものの感想

うぐはら

カッコウは托卵という、ほかの鳥の巣に卵を産み付け、世話をさせて、元々いた鳥のヒナを巣から追い出してしまう(地面に捨ててしまう)という習性を持っています。

それを人間=カッコウの卵に例えるのは流石です。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

いかがでしたか?

自分の大好きな一冊、懐かしい一冊、再読してみたくなった一冊、気になってはいたが読めていない一冊など、ランクインしていましたでしょうか?

この記事を読んで東野圭吾に興味出て、読み始めて、ドハマリしたよ!

なんていう方が出てきてくれることを切に願って、締めとさせていただきます。

東野圭吾 バンザイ!!! 

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