【投票1〜14位】東野圭吾おすすめ小説ランキング【読書好き81人に聞いた!】

5位:白夜行 15票

こんな人におすすめ!

  • 人間のダークな部分をリアルに描写した作品が好きな人
  • 東野圭吾作品の中で最高傑作と呼ばれる長編作品を読みたい人

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂ー暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。
(Amazon商品説明より)

白夜行の感想

Kaori

生まれも育ちもまったく異なる別々の2人が幼い頃の殺人がきっかけで全然別の道を歩むのにどこかでお互いの影を匂わせる、そこが東野圭吾らしくて好きな作品。
長編で文庫本でも分厚サイズですが読む価値は十分にあります。

Chiharu

東野圭吾さんといえば『白夜行』。
舞台化、ドラマ化、映画化され、韓国でも映画になるほどの影響を持つ。
フィギュアスケートの町田樹さんは現役時代エキシビションのプログラムに取り入れたほど。
父親を殺された少年と殺人犯とされ自殺した母の娘。
心を無くしながらも、お互いを思い複雑な絆で繋がっている。
ただただ切ない小説。
ページをめくり出したら止まらない1冊です。

Reiko

ある大きな秘密を共有することになった亮司と雪穂。
幼い2人が大人になるまでの歪んだ絆を描いたノワール小説。
東野圭吾の描く女性は美女ばかり。
特にこの雪穂は美しさに得体の知れない妖しさが加わって、記憶に残る魅力的なキャラクターだと思う。
雪穂を影で守る亮司の愛が哀しい。
長い小説だけど、この後はさらに『幻夜』も読んでほしい。

ひろぽん

800ページ以上に及ぶ長編ミステリー小説だけど飽きないストーリー展開と登場人物の個性の良さがすごいです。
『白夜行』あらすじと感想【あなたはなぜ産んだのですか?】『白夜行』あらすじと感想【あなたはなぜ産んだのですか?】
『白夜行』の基本情報
出版社 集英社
出版日 2002/05/25
ページ数 864ページ
ジャンル ミステリー
発行形態 単行本、文庫、電子書籍

5位:流星の絆 15票

こんな人におすすめ!

  • 最後に一気に伏線回収する展開が好きな人
  • 家族愛や絆がテーマの作品が好きな人

何者かに両親を惨殺された三兄妹は、流れ星に仇討ちを誓う。14年後、互いのことだけを信じ、世間を敵視しながら生きる彼らの前に、犯人を突き止める最初で最後の機会が訪れる。三人で完璧に仕掛けはずの復讐計画。その最大の誤算は、妹の恋心だった。涙があふれる衝撃の真相。著者会心の新たな代表作。(Amazon商品説明より)

流星の絆の感想

yurina

ミステリーとして読み応えがあるのは勿論、家族の絆の物語としても、心に染みる1冊。
2008年の連ドラも、ユーモラスで楽しいドラマでした。
ですが、それとは異なる本ならではの結末が、心に影を残して、印象強く物語の世界に浸らせてくれます。

紗綾

横須賀のとある洋食屋の夫婦が何者かに殺害される。
3人の子供は無事だった。
犯人は不明のまま年月がすぎる。
その犯人を探すため3人が力を合わせ奮闘するストーリー。
ターゲットに恋に落ちてしまうなど恋愛要素もあり︎︎。
嵐の二宮和也主演でドラマ化もされました。
ハラハラドキドキ、感動の展開に目が離せません。

しおっち

兄妹の絆がいいなって思います。
兄妹が主人公なのに流星っていう離れ離れなものを題名にしたのはきっと本当の意味での兄妹じゃないから。
でも3人でずっと生きてきたからこその彼らにしかない絆があるんだろうなと思います。
お兄ちゃんはずっとお兄ちゃんなんだなって思いました。

Chiharu

幼少時に両親を殺された兄弟の絆。
14年間進まない捜査に兄弟で真犯人を探し時効間近、真犯人を追い詰る。
兄達の妹への愛情と最後の最後で待ち受けている真実とどんでん返しが揃った復讐劇の1冊。
こちらはドラマ化もされており映像も見応えのあるものでした。

Reiko

私が東野圭吾にハマるきっかけになった作品。
親を殺された兄妹たちの固い絆。
たとえそれが復讐を目的としていても、3人の幸せを願わずにはいられなくなる。
事件の真実を知った時、作家に掌の上で転がされるって気持ちいい!って、ミステリーの楽しみを教えてくれた作品でもある。
『流星の絆』の基本情報
出版社 講談社
出版日 2011/04/15
ページ数 624ページ
発行形態 単行本、文庫、電子書籍

4位:秘密 18票

こんな人におすすめ!

  • これまでの価値観や人生観を変えるような作品を探し求めている人
  • 推理小説以外の東野圭吾の作品が読みたい人
  • ヒューマンドラマが好きな人

妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇(Amazon商品説明より)

秘密の感想

省吾

映画での広末涼子のセリフ「口でしてあげようか?」にドキッとしたのは私だけじゃないはず…ですよね?
事故死した妻の意識が幼い娘に宿る。
奇妙な夫婦関係は、娘の体が成長するにつれて崩れ始めた。
東野作品は読み終えてからタイトルの意味に気付きますが、この物語もまた「ああ、秘密だわ」と納得するしかありません。
『秘密』の基本情報
出版社 文藝春秋
出版日 2001/05/10
ページ数 452ページ
発行形態 単行本、文庫

3位:手紙 20票

こんな人におすすめ!

  • 犯罪加害者の家族が抱える苦悩を疑似体験したい人
  • 差別や偏見について深く考えたい人

強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。
(Amazon商品説明より)

手紙の感想

紗綾

凶悪犯罪者の弟が主人公。
弟を大学進学させるため肉体労働をする兄。
とあるきっかけで強盗に入り、犯行を見られ殺人を犯してしまう。
「凶悪犯罪者の弟」のレッテルをはられた弟の苦難の物語。
考えさせられ感動するストーリーです。

Sayaka

犯罪加害者の家族が、家族であることによりどういった立場に置かれるのかを描き切った1冊。
家族だからこそ、こういった状況でも想う気持ちもあり私自身も複雑な気持ちになりつつも、感動しました。
オススメの1冊です。

うぐはら

犯罪者の兄の濡れ衣を着せられた弟の数奇な運命の話です。
ここではあくまでも「兄弟」なのですが、いつ、どこで、だれがこのような状況になってもおかしくないと戦慄しました。
原作には全くと言っていいほど救いがないので、映画の方を強くおすすめします。

だい

犯罪によって生まれる犯罪者の家族や被害者の家族の問題について、考えさせられる作品です。
弟が何をしようとも、兄が犯罪者であるという事実が付き纏う点にリアリティーを感じたし、弟の心境の微妙で繊細な変化も、見事に表現されていて感情移入できました。
色んな立場の人に読んでもらい、普段なら考えないような事に、思考を巡らせて頂きたいです。

ねねこ

加害者の家族をテーマにした作品で、ずっしりと重たく苦しい…。
加害者の家族故の生きづらさなど、色々と考えさせられる作品。
『手紙』東野圭吾 あらすじと感想【消えない罪の手に抗う弟】東野圭吾『手紙』 あらすじと感想【消えない罪の手に抗う弟】
『手紙』の基本情報
出版社 文藝春秋
出版日 2006/10/06
ページ数 428ページ
発行形態 単行本、文庫

2位:容疑者Xの献身 21票

こんな人におすすめ!

  • 完全犯罪に挑む湯川の挑戦を見たい人
  • 東野圭吾の直木賞受賞作に興味のある人

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
(Amazon商品説明より)

容疑者Xの献身の感想

Sayaka

真実を知った時に思わず、言葉が出なくなりました。
まさにある意味の純愛…。
さすが東野圭吾さんです。
ガリレオ湯川が主役ではなく、容疑者Xが主役なところにも注目です!

うぐはら

映画を見た後、原作も読んだのですが、石神の行ったことに(殺人はいけないことですが)ふがいなさと悔しさが同時に訪れてきて、いたたまれなくなったのをいまだに忘れません。
それだけならば普通の社会派ミステリなのですが、一筋縄ではいきません。
練り上げられた謎に驚愕したのと同時に、泣き出しそうになりました。
最後に湯川先生が「彼を止めるな!」と叫んだことが、今でも時折蘇ります。

Chiharu

第134回直木三十五賞受賞作。
東野圭吾さんならではの思うが故の、愛するが故の1冊。
「実におもしろい」でおなじみのガリレオシリーズです。
ガリレオシリーズではなかなか触れる事のない、ガリレオこと湯川の違った一面が感じられ、殺人を犯してしまった親子を守る想像を超えるトリックにまさしく献身を感じます。
小説が苦手な方でも読みごたえある感動のストーリー。

yurika

密かに想う女性とその娘が犯してしまった罪を隠すために、何重にも隠す天才数学者石神。
その隠された事象に疑問を持つ湯川。
大学時代の友人2人の対決も見ものだが、最後に全てが明かされた時の虚しい余韻が、悲しみを倍増させると感じました。

勝哉

すでに答えがわかっているから涙する、愛の話。
見所は「最初から犯人がわかっている」点。
これが、驚くべき真相がわかった時、そこに詰められた献身的な愛を読者の胸へ、深く突き刺していく要因となる。
犯人と主人公「湯川学」の関係もまた見所だ。
似て非なる境遇の天才達の間にある絆。
これも涙を深める要因の1つとなる。

ガリレオシリーズでお互いの頭脳を認めあった天才同士の頭脳対決が見もの!
その頭脳対決で明かされた愛ゆえの悲しき事件…。
やり切れない天才達の苦悩に 胸が詰まりました。

ymd_books

深くて苦しい「愛」があるから。
それが「正しい愛」かはわからないけど。
紛れもなくミステリーだけど、悲しい愛の小説だから。
『容疑者Xの献身』の基本情報
出版社 KADOKAWA
出版日 2008/08/05
ジャンル ミステリー
ページ数 394ページ
受賞 第134回直木賞受賞作/第6回本格ミステリ大賞受賞/2015年「本格ミステリ・ベスト10」「このミステリーがすごい! 」「週刊文春ミステリベスト10」1位
シリーズ ガリレオシリーズ全9巻
発行形態 単行本、文庫、電子書籍

1位:ナミヤ雑貨店の奇蹟 24票

こんな人におすすめ!

  • 心温まるストーリーが好きな人
  • ドラマチックなファンタジーが好きな人

悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?(Amazon商品説明より)

ナミヤ雑貨店の奇蹟の感想

Kaori

非現実的でSFちっくだけど、他にはない設定でそこから引き込まれました。
また、一つ一つが少しずつ繋がっていて不良少年が少しずつ改心して白紙の手紙で締めくくられているのは心温まるものを感じました。
ミステリーではない物語で感動したい方にオススメです。

紗綾

小さな雑貨店が起す奇跡。
お悩み相談を受ける店主と依頼者の物語。
サスペンスものが多い著者には珍しい作風です。
感動間違いなしです

しおっち

すべての過去が今に繋がってると本当に思います。
この世にはいろんな人がいて、それぞれの人生が少しずつ交差しているのかもしれないし、もしかしたらその人生を変えてしまっていることだってあるかもしれないんです。
それってすごくわくわくすることだなって思いました。

tsukasa

生きていれば、誰しも悩むことはある。
悩みの種や深刻度合いは人によって様々。
ナミヤ雑貨店の店主は雑貨店を営む傍ら、手紙を通して赤の他人からのどんな相談にも真剣に向き合ってくれる。
時には厳しいことも言うが、そこには相談者のことを思う愛がある。
ミステリーとしても面白く、心の温まる作品です。

せり

良い意味で東野圭吾らしくない1冊でした。
ひとつひとつの文が繋がって最高の作品になっている!!と思いました。
あんな奇跡が実際にあったら本当に素敵だろうなと思いました。
ナミヤ雑貨店は、迷いの中にいる人達の背中をひと押しして、縁を繋ぐ、そんな場所だと思います。
人生で1度は出逢っておきたい1冊です!

ねねこ

《東野圭吾=ミステリー》の枠を超えた作品。
人間の温かみを感じられる素敵な物語。
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』あらすじと感想【時空を超えてつながる手紙と心】『ナミヤ雑貨店の奇蹟』ネタバレあらすじと感想【時空を超えてつながる手紙と心】
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の基本情報
出版社 KADOKAWA
出版日 2014/11/22
ジャンル ミステリー
ページ数 413ページ
発行形態 単行本、文庫、電子書籍

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